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12月12日 ラピスラズリ

英名 Lapis lazuli

 

和名 瑠璃

 

流通名 ラピスラズリ

石言葉 幸運・開運の入口

◆精神面・肉体面の働き
あなたの意識を高め、プラス思考に導き、思考力をクリアーにします。
あなたの運気を高め、チャンスを呼び込みます。
あなたの心に落ち着きをあたえ、集中力を高めます。

◆歴史・知識
ラピスラズリは「ラズライト(青金石)」の宝石名で、
ラズライト・ソーダライト・アウィン・ノーゼライトなど、複数の青色の鉱物から構成されます。
石灰岩の接触変成鉱物として、苦灰石やパイライト(黄鉄鉱)、
藍方石や方ソーダ石とともに緻密な塊状や粒状などで産出します。
稀に12面体や8面体、6面体の結晶で産出することもあり、パイライトやカルサイトを含むことも多く、
それらは金色や白色の斑点で現れます。
日本では「瑠璃」の和名を持つように、鮮やかな深い紺青色が特徴的ですが、天青色や緑青色、
菫青色のものなどもあります。半透明で鈍い光沢を持ち、条紺色は淡青色、断口は不平坦状を示します。

名称はペルシャ語で「青色」を意味する「Lazward」と「石」を意味する「Lapis」に由来します。
古くから世界中で愛され、「聖なる石」として神聖視されてきた鉱物で、
メソポタミアのウルの墓群からの出土品に見られたことから、
5000年から6000年の歴史を持つとされている非常に歴史の古い鉱物です。
特にエジプトでは普遍的な真理を象徴する最高の力を秘めた護符として崇められたと言われています。
「群青」「空青」と呼ばれる希少な絵の具としても知られ、多くの芸術家や、
古代の壁画や美術品に使用されてきました。
日本でも「瑠璃石」と呼ばれて、水晶と同様に「幸運のお護り石」として愛好されてきました。
また仏教世界では極楽浄土を飾るとされる「七宝」の一つ、「瑠璃」とされています。
パイライトの特に顕著なものを、パイライト入りと表記しています。

インスピレーションを与える石の一つでもあり、サードアイチャクラを開き、
喉のチャクラのバランスを整えます。
また、夢の働きと心霊能力を高めて持ち主の霊的な旅を促進し、霊的な達成に重要な働きをもたらします。
深い瑠璃色は心の中に穏やかさと冷静さをもたらし、肉体、情緒、精神、霊性のレベルを調和させます。
そのことにより、それらのアンバランスがもたらしていた抑うつ的な状態や、目的の欠如、
あらゆる疾病を改善させ、調和により深い自己認識が得られるようにサポートします。

持ち主が100%自分自身の人生に責任を持てるように促し、内鳴る真実を明らかにして自己認識を促進します。
ためらいや妥協をすることなく自己表現出来るように助け、
抑圧された怒りに起因するコミュニケーションの問題を解消し、持ち主に人格に誠実さと思いやり、
高潔さをもたらします。

思考を強力に増幅させる石でもあり、想像力の源への同調を通じて想像力を促進します。
真実との対峙を助けて、真実がもたらす教えを受入れられるように助けます。
自分の意見を表現するのを助けると共に、対立に調和をもたらせるように助けます。

愛と友情の関係を結びつける石でもあり、犠牲や過酷さ、苦しみを解消します。

肉体的には、鎮静、偏頭痛の痛みに効果があるとされています。
抑うつを克服し、喉のチャクラに対応することから呼吸器系と神経系、喉、咽頭、甲状腺に効果があり、
内臓、骨髄、胸腺、免疫系を浄化します。

視力を回復させ、心臓と脈拍の安定を促すと共に難聴の克服を助けるとも言われています。
血液を浄化して免疫を活性化し、不眠とめまいをやわらげて血圧をさげます。

また、甲状腺の不調を改善するとも言われています。

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◆主な産地

アフガニスタン

◆鉱物学的データ

化学式 (Na,Ca)7-8(Al,Si)12(O,A)12(O,S)24[(SO4),Cl2,(OH)2]
結晶 等軸晶系
劈開 なし
光沢 鈍い光沢
モース硬度 5-5.5
比重 2.4-2.45
分子量 1033.586471
金属元素重量分率 Si 0.1630 Al 0.1566 Ca 0.1551 Na 0.0889

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