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10月4日 ピンクオパール

英名 Pink Opal

 

和名 蛋白石

 

流通名 ピンクオパール

石言葉 希望の象徴・幸運を招く

◆精神面・肉体面の働き
あなたのハートにエネルギーを注ぎ込み、新しい扉をひらき、出逢いを呼び込みます。
あなたの中の希望の象徴として、未来に光をかざし、幸運を招き入れてくれます。
女性ホルモンに働きかけ、優しさや女性らしさを引き出します。

◆歴史・知識
オパールは微小な珪酸球の立体配列が火山の溶岩中に高温かつ急速に、
もしくは砂岩の中で比較的ゆっくり低温で生成された、天然のゼリー様の物質になります。
産出は前者のように火山の溶岩中にできるマウンテン・オパール(メキシコ・オパールなど)と、
後者のように砂岩中にできるサンド・ストーン(オ−ストラリア・オパールなど)の二つに分かれます。
前者のように一度固まった溶岩に珪酸分を含む熱水が作用してできたものは変彩の著しく、
透明度が高いため宝石質のオパールと呼ばれ、後者のように地下に沈んだ砂の層が珪酸分を含んだ温水の作用により
オパールしたものは、低温でゆっくりと生成されたために透明度が低く変彩もあまりみられません。
このような不透明で遊色効果を示さないものはコモン・オパールと呼ばれています。
色は無色、乳白色、黄色、オレンジ色、赤色、緑色、青色、青灰色、黒色で、透明または不透明、
ガラス光沢または樹脂光沢をはなち、条痕色は白色で、断口は貝殻状を示します。

名前の由来は、この石が美しく光っていたことから、ラテン語で「宝石」を意味するOpalusに由来します。
鉱物書によりさまざまな呼び名を持ちますが、全てに共通して
「この石の持つ光の美しさはまばゆいほど」ということでした。
古代の民族はこの石に魔術的な力があると信じており、その輝きから希望を象徴し、
幸せを招くお護り石として崇められてきました。
また、17世紀には愛をもたらす宝石として信じられていましたが、18世紀にはその美しさから逆に不幸をもたらす
宝石として忌み嫌われるようになってしまいました。
しかし19世紀に入りオーストラリアで鉱脈が発見されたことにより、
イギリスのヴィクトリア女王が身に着けたところ、人気が回復したといわれています。

古代の民族はその輝きから希望を象徴し、幸福を招く石として崇めていたとされています。
霊的な能力や直観力を高めて意識を向上させ、
持ち主の宇宙意識を高めて独創性やダイナミックな創造力を刺激します。
情緒面では持ち主の特性を増幅して特徴を表面かさせ、変化させます。
自尊心をもたらし、自己の可能性を理解することをたすけます。
魅力的で愛と情熱、性欲と関連付けられる石のひとつでもあり、
心の情操をあおって抑圧を解放するといわれています。

肉体的には眼病の治療に用いられていた他、心臓、肺、血液の不調を改善すると伝えられて来ました。
持ち主の生きる意欲を狂歌師、血液と腎臓を浄化し、インスリンの分泌を調整する、また、出産を楽にしたり、
PMSを軽減したりするなど、女性の生殖に関わる分野にも効果があるとされています。

ピンクオパールはコモンオパールの一種で、色は均一で淡いピンク色をしています。
優しく淡いピンク色が特徴で、女性に大変人気がある天然石の一つです。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

オ−ストラリア・ペルー

◆鉱物学的データ

化学式 iO2・nH2O
結晶 非晶質
劈開 なし
光沢 ガラス光沢または樹脂光沢
モース硬度 5.5-6.5
比重 1.9-2.3
分子量 1.9-2.3
金属元素重量分率 Si 0.3596

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