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3月 17日 クイーンコンクシェル

英名 Queen conch

 

和名 コンク貝

 

流通名 クイーンコンクシェル

石言葉 愛されることを受入れる・女性美

◆精神面・肉体面の働き
未成熟な愛らしさをもつこの石は、ありのままにあなたが愛されることを
受け入れられるように、あなたの心に素直さを与えてくれます。
あなたの女性美を認め、だれかとの縁を結ぶことができるように、導いてくれます。

◆歴史・知識
クイーンコンクシェルは、コンクパールという非常に希少なパールを生成する母貝になります。

メキシコ湾岸から、西インド諸島を含むカリブ海全域に生息するこのコンク貝は、法螺貝にもにた形をした巻貝で、
その大きさは30センチ以上にもなります。
ピンク貝(学名=Strombus Gias)とも呼ばれ、その名が示す通り内側が美しいピンク色から白色を示すのが特長です。

1900年前半ごろまでは十分な生息数がおり、貝殻が美しい装飾品として加工され愛されてきましたが、その後、
食用のために乱獲されたことから数が激減してしまい、現在では絶滅の可能性のある種として取引が制限されています。

部分をビーズ加工するため、色の美しい部分が生かせるカットは非常に数が少なくなり、また、巻貝のため、
厚みのある大きなビーズはさらに作りにくくなりますが、マーブル模様や、
全体がピンク色に色づいたとてもかわいらしい色合いが古くから愛されてきました。

ヴィクトリア時代には貝殻そのものをカメオの素材にしたり、黄色、黒、
白の真珠と共に使って華麗にデザインしたものを作りだし、アールヌーヴォーの時代には、
様々な色の七宝と共に美しい作品素材として珍重されてきました。
また、先住民たちの間ではお守りとしても持たれていたそうです。

この貝から採れるコンクパールは、ピンク色をした非常に珍しい真珠で、表面に「火焔模様」
(フレーム(flames)とよばれる炎が燃えているような模様)があるのが特徴です。

養殖の真珠では母貝の中に真珠の核をいれて真珠の生成を促しますが、
コンク貝は巻貝であるために人工的に核を挿入することが極めて難しく、
出現率は貝1,000個につき1個とも、10,000個につき1個ともいわれています。
美しいピンク色に貝の巻き模様が見られるのが特長で、珍重されていますがその組成は正確には、
日本では真珠とは認められていないそうです。

現在の産出国のひとつでもあるバハマ諸島には、「ピンクサンドビーチ」と呼ばれる
とても美しいピンク色の砂浜があります。この砂浜がピンクの理由こそ、
コンク貝の貝殻や珊瑚などの微生物などがあつまってピンク色になるからだといわれています。

現地ではコンク貝を使用した彫刻や、母貝そのままのもの、
モチーフビーズに加工されたもののアクセサリーなどが流通していましたが、
ビーズ加工されたものがパワーストーンとして出回るようになったのは比較的最近のことで、
その意味合いはマザーオブパールなどに代表される母貝に近いものがあります。

パワーストーンとして出回っていますが、正確には貝であり、生物由来の有機物になります。

そのため、化学組成も確定されたものがあるわけではないのですが、カルシウムを中心とした無機物に、
コンキオリンと名付けられた硬タンパク質を多く含みます。
このコンキオリンは軟体動物の貝殻に存在する硬タンパク質の総称で、単一のタンパク質ではないため、
その物質の組成自体が微妙に異なるものが存在します。

コンキオリンの語源はラテン語で貝をさす「Concha」 にちなみ命名されています。

柔らかい色彩と繊細な可愛らしさをもつクイーンコンクシェルは、女性の秘められた魅力をそっと表に引き出し、
そのままで愛される素直さを授けるといわれています。
優しさ、女性らしさに意識を向けさせ、すべての年代の女性が、
自分自身の女性性を素直に受け入れられるように助けます。
すべての母貝がもたらす恩恵のように、持ち主の母性を育み、愛情や慈しみの心を伝えます。
優しいコミュニケーションを促すため、すべてのパートナーシップに良好な関係をもたらします。
穏やかに心を落ち着かせ、見守り育む気持ちを育て、優しい気持ちにさせてくれることから、
妊娠期や育児で疲れやすい精神を安定させてくれるとも言われています。
また、子宝や安産のお守りとしてもいいそうです。

内面からの美しさを育む力もあり、女性が身につけることでは自分への素直さを受け入れ、
本当の美しさを引き出すサポートを、男性が身につけた場合には周囲からの信頼を得て、
最高のパートナーを引き付けるような魅力的な人間になれるように促すと言われています。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

カリブ海・バハマ

◆鉱物学的データ

化学式 鉱物ではなく生物由来の有機物になるので正確な化学式は出せませんが、
海水に溶け込んでいるCaとCO3をCaCO3に変えて分泌したものがカルサイトとしてか貝殻の内側に柱状に層を形成し、
その後アラゴナイトとして板状に結晶したものが真珠層になっています。
結晶 -
劈開 -
光沢 -
モース硬度 7
比重 2.58
分子量 貝により個体差あり
金属元素重量分率 -

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