コンテンツ

9月10日 ドルージークリソコラ

英名 Chrysocolla(drusy)

 

和名 晶簇珪孔雀石

 

流通名 ドゥルージークリソコラ

石言葉 穏やかなる心の平和と安定

◆精神面・肉体面の働き
あなたの心を穏やかに浄化し、穏やかさを保ちます。
自分以外の誰かに対する寛容さをもたらし、愛の受容力を高めます。マイナス思考を払しょくし、
穏やかで優しい気持ちに導きます。

◆歴史・知識
クリソコラは濃淡の混ざり合った青色・緑色の美しい鉱石で、銅鉱床の変質帯中に、マラカイト(孔雀石)、
アズライト(藍銅鉱)、キュープライト(赤銅鉱)と共に生成します。
単斜晶系に属する針状の微小な結晶をつくり、放射状や緻密な集合体を形成します。
あまり明瞭な結晶を持たない鉱物でもあり、塊状や土状、微晶質、ぶどう状のものなどもよくみられます。
純粋なものは青色ですが、不純物を含むと褐色や黒色を示すものもあります。青緑色の発色は銅の作用によるもので、
透明から不透明でガラス光沢−土状光沢を持ち、状紺色は白色です。
名前の由来は、ギリシャ語で金を意味する「Chryso」と、膠(にかわ)を意味する「Kolla」から命名されました。
これは、古代の宝石師が金を繋ぐのにこの鉱物を使っていたためです。ターコイズと同じく先史時代から人気のある、
歴史の古い石の一つです。

単独でみられることは少なく、硬度も低いのですが、クォーツ(石英)がしみこんだものは「ジェムシリカ」と呼ばれ、
宝飾用にも加工をされています。
ほとんどのものは他の鉱物と絶妙に混ざり合って存在し、その芸術的な色合いが愛されています。
孔雀石と同じ銅鉱物で、共生するのでこのような名前が付いたと考えられています。

ドゥルージークリソコラは、水晶の細かな結晶が集まって表面を覆っている状態であるクリソコラのことを指します。
日本語では「晶簇(しょうそう)」と言います。 「簇」は「群がり集まる」という意味です。

通常は柔らかい鉱石であるクリソコラに石英分が染み込んでいて、硬くなっているのが特徴です。
石英が染み込んだ部分を特に「ジェムシリカ」と言って、透明感があり良い色の物は宝石として高値で取引されています

穏やかさをもつ石で、瞑想とコミュニケーションを助けます。
繁栄や幸運、仕事の成功を象徴する石とされており、情緒を安定させて何事にも愛をもって対処できるように助けます。
持ち主の内面的な強さを引き出し、変化する状況を冷静に受け止められるようにサポートします。
チャクラの浄化や鎮静、活性化にも適しており、全てのチャクラを調整して強調させます。
太陽神経叢のチャクラに置くと、罪悪感のようなネガティブな感情を解消し、
心臓のチャクラに置くと心の痛みを癒して愛の容量を増やします。
コミュニケーションのサポートしてもとても優れており、
喉のチャクラに置くことでコミュニケーションを改善すると共に、沈黙の大切さをも教えます。
サードアイチャクラでは霊的な目をひらきます。

自己認識と内面のバランスを促して、自信と感受性を高めます。
創造力を刺激する石のひとつでもあり、持ち主の美的感覚に訴えるこいとで芸術関係に携わる人にも愛されています。
緊張を軽減して冷静さを保つことを助け、真実を語ることを助けます。
持ち主が罪悪感を手放して喜びをもって毎日を過ごせるようにサポートします。

肉体面では、肝臓や脾臓に関わる病気に用いられてきたほか、関節炎、骨疾患、筋肉の痙攣、消化管疾患、
潰瘍、血管疾患、肺などに効果があるとされています。
肺機能と肺活量を高めて脾臓を再生紙、インスリンを調整して血液のバランスをとります。
筋肉を増強する効果があるとも伝えられており、また、喉や扁桃腺などの感性賞を癒します。
また、女性にとってはPMSや月経痛にも効果があるとされています。

ドゥルージークリソコラは愛への受容性を高め、あるがままの感情を愛せるように導きます。
持ち主が穏やかな癒しの中で調和へと向かえるように促します。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地
ペルー

◆鉱物学的データ

化学式 (Cu2+,Al)2H2Si2O5(OH)・nH2O
結晶 単斜晶系
劈開 なし
光沢 ガラス光沢-土状光沢
モース硬度 7
比重 2.2-4
分子量 263.734039
金属元素重量分率 Cu 0.2409 Si 0.2129 Al 0.1023

【365日石に戻る】

【1月】【2月】【3月】【4月】【5月】【6月】【7月】【8月】【9月】【10月】【11月】【12月】