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2月22日 クンツァイト

英名 Kunzite

 

和名 リシア輝石

 

流通名 クンツァイト

石言葉 無限の愛の中に身を委ねる

◆精神面・肉体面の働き
無限の愛・自然の恵み・純化された存在を表す鉱物とされています。
この至高の喜びをもつ石は、あなたの心を穏やかな波動で包み込み、人に対する余裕を与えてくれます。
自分を含む誰かに対する寛大さをもたらし、ありのままの自分を赦すことを教えてくれます。
肉体と精神のバランスを保って安定させ、純粋さを貫き、愛と平和に満ちあふれた寛容な気持ちへと導くと言われています。
肉体面では、心臓や動脈などの血管を強化し、体中に酸素を行き渡らせる働きがあるとされています。

◆歴史・知識
クンツァイトは、1902年に発見された、比較的新しい鉱石です。
カリフォルニアで発見したことからカリフォルニア・アイリスとも呼ばれます。

スポデューメン(リシア輝石)の中のピンク色のものを指し、緑のものは「ヒデナイト」、
黄色のものは「トリフェーン」と呼ばれます。
花崗岩ペグマイトにレピドライトやエルバイトのリチウム鉱石と産出し、単斜晶系に属します。
かなり大きな塊状でみられ、柱状結晶の場合は垂直軸に平行な条線や溝があることが多く、
劈開状の塊として産出したりします。
色は透明から半透明でガラス光沢を持ち、劈開は完全で、断口は不平坦状を示します。
時間が経つと薄くなるという退色性があります。

名称はアメリカの宝石の権威者、「ジョージ・フレデリック・Kunz博士」の名前にちなんで命名されました。
1902年にアメリカのカリフォルニア州で初めて発見されたために、「カリフォルニア・アイリス」と呼ばれることもあります。
グループである「スポデューメン」の由来は、ギリシャ語で「燃えて灰になる」からきています。

穏やかな見た目と性質を持ち、高い波動を持つクンツアイトは、非常に霊性の高い石で、
無限の愛、自然の恵み、純化された存在を表すとされています。
ハートチャクラを開いて持ち主の無条件の愛を呼び起こし、
愛に溢れた思いやりとコミュニケーションをもたらします。
安らぎに溢れたこの石は、普遍の愛を持ち主に結びつけ、持ち主が安心して純粋性を貫き、
肉体と精神を結びつけて感情のバランスを保って安定させます。
穏やかな気持ちで瞑想に入っていくのを助け、謙虚さと奉仕意欲を促進します。
愛と平和に満ち溢れた空間に身を置くような、繊細で雄大な気持ちにさせてくれる石でもあります。

そのことから、ネガティブな要素を穏やかに払拭し、オーラを好ましくないエネルギーから遮り、
集団の中にあっても自己充足を図る能力をもたらします。

心理面では自己表現を促進して、感情を自由に表現させます。
封鎖されていた記憶の回復を助けて、あまりにも早く成長しなければならなかった人の癒しにも有効とされています。
失われた信頼と無邪気さを回復させます。
自分自身に対しても他者に対しても寛容な性質を高めます。
ストレスからくる不安を軽減するのにも効果的で、穏やかな気持ちで物事に接し、
寛容さを持って自分や他者に接することができるように促します。

周囲に対する慈愛を育みながらも、非常に内省的な石でもあり、穏やかさの中で知性や直感、
霊感を統合していく力を持ちます。
感情の不要な力みを解放し、心の痛みを癒して他の世から引き継がれた不要な思いを癒します。
その穏やかな波動は他者との間に生じる軋轢にそっと働きかけ、こだわりを溶かして、
相手との間にクッション材のように満ちてお互いの心地よい妥協点を見つけることを助けます。
感情的な要因で生じる抑うつにもよいとされ、パニック発作の軽減にも良いとされています。

心臓のチャクラと喉、太陽神経叢のチャクラを活性化し、調整します。

肉体面では循環器と心筋を強化すると言われ、神経痛などの神経系症状にも有効とされています。
てんかんを鎮めて関節痛を和らげ、免疫系を刺激します。
リチウムを成分として含むため、精神障害や抑うつにもよいとされ、
エリキシルとして服用すると効果的だとされています。
肉体に染み込んだ情緒的なストレスからの回復を助けて、
不要な緊張をとりさることで持ち主の循環が安らぎの中で行われるように助けます。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

アメリカ・アフガニスタン・パキスタン

◆鉱物学的データ

化学式 LiAlSi2O6
結晶 単斜晶系
劈開 ほぼ直行する2方向に完全
光沢 ガラス光沢
モース硬度 6.5-7
比重 3.0-3.2
分子量 186.089939
金属元素重量分率 Li 0.0372 Si 0.3018 Al 0.1449

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