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7月5日の誕生石 ブルーカルセドニー

英名 Blue Chalcedony

 

和名 青玉髄

 

流通名 ブルーカルセドニー

石言葉 隣人愛・兄弟愛を養う

◆精神面・肉体面の働き
あなたの中に寛容さをもたらし、人間関係を円満に運んでくれます。 他人に対する余裕ができ、
自分でない誰かに対しての距離感をもたらし、広義の愛情関係をはぐくみます。

◆歴史・知識

カルセドニーは様々な岩石、特に溶岩の空洞の内部に精製する鉱物で、珪酸を多く含む溶液が、
比較的低温度で沈殿して出来るのが一般的とされています。
腎臓状やブドウ状、鍾乳洞状の塊で産出し、色は白、灰色、青、褐色、黒など、様々な色を持ちます。
名前の由来はギリシャの町カルセドン(Chalkedon)から産出することから命名されたそうです。
古くから世界各地の様々な民族に愛されており、特にビーズやカメオなどの装飾品や、
手紙や記録などの封印に用いられる印象などとして使用されてきました。バビロニアでは、
円柱形に磨かれ、側面に模様を陰刻彫りにした回転印章が作られたそうです。

元々はカルセドニーといえば青玉髄を指していたそうなのですが、後に変種が発見されたため、
区別をするために「ブルーカルセドニー」と呼ばれるようになりました。
天然でも淡いブルーと透明感のある非常に優しい色がみられる鉱石です。

おだやかさと寛容さを強調し、平和な気持ちへ導くとされるカルセドニーは、隣人愛や兄弟愛、
人類愛など、普遍的な愛情溢れる態度で接することができるように導く力を持つと言われています。
育む力を持つとされ、持ち主の内面を育てるとともに、思考の伝達やテレパシーを助けます。
周囲の人との円滑なコミュニケーションを助け、関係をおだやかなものへと導いてくれるでしょう。
ネガティブなエネルギーへの対処を助けるとも言われており、
古代ではカルセドニーでつくられた聖杯に銀で内張りを施して、毒殺を防いでいたと伝えられています。
精神・肉体・情緒と霊性を調和させ、慈悲の心と寛大さをもたらし、
敵意を取り除いて憂鬱を喜びに変えると言われています。

心理的な面では自信喪失を和らげて、建設的な内省を促します。
肉体面では、昔は様々な精神障害の治療に用いられていたと伝えられています。
開放創の治癒を促し、痴呆や老衰の影響を軽減します。
また、母性を育むともいられており、母乳の分泌を増加させ、ミネラルの吸収を改善すると共に、
血管内のミネラル蓄積を抑制します。
そのほか、目や胆嚢、骨、脾臓、血液、循環器系を癒すと言われています。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

オーストラリア・南アフリカ

◆鉱物学的データ

化学式 SiO2
結晶 潜晶質
劈開 なし
光沢 ガラス光沢
モース硬度 6.5~7.0
比重 2.65
分子量 60.0843
金属元素重量分率 Si 0.4674

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