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5月21日の誕生石 グリーンクォーツァイト

英名 Green Quartzite

 

和名 珪岩(けいがん)

 

流通名 グリーンクォーツァイト

石言葉 心身の健康・心の疲れを癒す

◆精神面・肉体面の働き
この優しい石は、あなたの疲れた心にそっと浸透し、
あなたの心を解きほぐし エネルギーを与えてくれます。
また、心身の疲労回復を促し、情緒の安定をはかります。

◆歴史・知識

クォーツァイト(珪岩)はクォーツ(石英)と呼ばれる鉱物が主成分の天然石で、
マグマの熱や地殻振動などによって形成される変成岩のことを指します。
石英グループの中でも代表的なクリスタルクォーツ(水晶)と名前が似ていることから
同質なものと間違われることがありますが、構造が全く違う、別の天然石になります。

「クォーツァイト(珪岩)」、「クォーツ(水晶)」、「アベンチュリン(砂金水晶)」の3種類は主成分も似ているため、
よく同一鉱物と見られることがありますが鉱物学的には別の天然石になります。
その違いとして、クォーツ(水晶)は単結晶なので密度が高くほぼ透明なのに対し、
クォーツァイト(珪岩)は小さな結晶の集まりなので、細かい隙間によって密度が低く、少し濁ったような見た目となります。
そして、このクォーツァイト(珪岩)に、光を反射する微小の結晶が含まれ、
「アベンチュレッセンス効果」を生み出すようになるとアベンチュリン(砂金水晶)に分類されます。
「アベンチュリン(砂金水晶)」と「クォーツァイト(珪岩)」は構造上も非常に似ているため、
同じ天然石として考えているところも少なくありません。

そのため、市場ではアベンチュリンで流通することも多い天然石ですが、
アベンチュレッセンス(雲母によるアベンチュリン効果)が確認できない場合、
鑑別結果はクォーツァイトとなります。

古代チベットでは洞察力、思考力を高める石と信じられ、仏像の目などに利用されたそうです。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

ブラジル

◆鉱物学的データ

化学式 SiO2
結晶 三方晶系
劈開 なし
光沢 ガラス光沢
モース硬度 7.0
比重 2.65
分子量 -
金属元素重量分率 -

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