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12月5日 レピドクロサイト

英名 Lepidocrocite

 

和名 鱗鉄鉱

 

流通名 レピドクロサイト

石言葉 エネルギーの変換と増幅を行う

◆精神面・肉体面の働き
あなたの魂に働きかけ、意識を高め、潜在能力を活性化します。
あなたがもつエネルギーを、プラスエネルギーに変換させて、さらにエネルギーの増幅を行い、
活動意欲を高めます。

◆歴史・知識
レピドクロサイトはゲーサイト(針鉄鉱)と同成分で、同質異像鉱物で、
ゲーサイトと同じ産出状態でみられます。
ゲーサイトの皮殻状集合体の表面にレピドクロサイトの微細な結晶が不着しているものなどが
みられることもよくあるため、この2種は区別が難しい鉱物になります。
斜方晶系の扁平な燐片状結晶体で発見されることが多く、繊維状や雲母状の塊で見られるものもあります。
色はルビー赤色や赤褐色、橙赤色、帯黄色、黒褐色、褐色のものなどがあります。
やや金属光沢をもった半透明石で、劈開は完全、断口は不平坦状を示します。

名前の由来は、ギリシャ語で鱗を意味する「Lepidos」と、繊維を意味する「Kroke」から命名されました。
水晶の中に針状や繊維状毛髪状、粉状などで内包されることも多く、
それらはレピドクロサイトインクォーツとして流通する他、
別名で「ファイアークォーツ」と呼ばれることもあります。
また、赤色のレピドクロサイトを内包するものは、「ストロベリークォーツ」とも呼ばれて愛されています。
当初、「ストロベリークォーツ」と呼ばれるものはゲーサイトを含むものだったのですが、
「いちごのような赤色」を表す石として、
赤色のレピドクロサイト入りの水晶もストロベリークォーツと呼ばれるようになったようです。

古くは霊力を高める石として崇拝されていたそうです。
持ち主の直観力や洞察力を高め、内面に秘められた予知能力も引き出せるように助けると言われています。
前向きな前進を助ける石でもあり、自尊心を育み、前進や改善などの変化を起こすことにより、
持ち主の人生にさらなる多様性をもたらすとされています。

肉体面では耳、鼻、口腔にかかわる病気の治療や、血液、心臓、肺、背骨の不調の改善に用いられてきたそうです。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

マダガスカル

◆鉱物学的データ

化学式 R-Fe3+O(OH)
結晶 斜方晶系
劈開 完全
光沢 金属光沢
モース硬度 5-5.5
比重 2.65
分子量 -
金属元素重量分率 -

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