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11月28日 イーグルアイ

英名 Eagle Eye

 

和名 鷲目石

 

流通名 イーグルアイ

石言葉 不安の払拭と成功への礎をなす

◆精神面・肉体面の働き
現実にしっかりと向き合う中で、あなたのマイナス思考やネガティブな感情・不安を払拭し、
着実に成功するためのチャンスの礎を作り、あなたが前進するためのサポートを行います。

◆歴史・知識
イーグルアイは鉱物学的にはキャッツアイ効果を持つクォーツァイト、
「クォーツァイトキャッツアイ」になります。
クォ−ツァイト(珪岩)はクォーツ(石英)と呼ばれる鉱物が主成分の天然石で、
マグマの熱や地殻振動などによって形成される変成岩のことを指します。
石英グループの中でも代表的なクリスタルクォーツ(水晶)と名前が似ていることから
同質なものと間違われることがありますが、構造が全く違う、別の天然石になります。

「クォーツァイト(珪岩)」、「クォーツ(水晶)」、「アベンチュリン(砂金水晶)」の3種類は主成分も似ているため、
よく同一鉱物と見られることがありますが鉱物学的には別の天然石になります。
その違いとして、クォーツ(水晶)は単結晶なので密度が高くほぼ透明なのに対し、
クォーツァイト(珪岩)は小さな結晶の集まりなので、細かい隙間によって密度が低く、
少し濁ったような見た目となります。
そして、このクォーツァイト(珪岩)に、光を反射する微小の結晶が含まれ、「アベンチュレッセンス効果」を
生み出すようになるとアベンチュリン(砂金水晶)に分類されます。
「アベンチュリン(砂金水晶)」と「クォーツァイト(珪岩)」は構造上も非常に似ているため、
同じ天然石として考えているところも少なくありません。

そのため、市場ではアベンチュリンで流通することも多い天然石ですが、アベンチュレッセンス
(雲母によるアベンチュリン効果)が確認できない場合、鑑別結果はクォーツァイトとなります。

古代チベットでは洞察力、思考力を高める石と信じられ、仏像の目などに利用されたそうです。

イーグルアイの場合、石英の中に繊維状の石綿が入るため、キャッツアイ効果が生まれます。
キャッツアイ効果とは、宝石などにみられる光の効果の一つで、
石の中に含まれる針状や繊維状の結晶が平行に並ぶことで起こる猫の目のような明るい光の筋のことを指します。
キャッツアイ効果を示す鉱物は以外に多く、トルマリンやアパタイト、オパールなどがありますが、
それらの石にキャッツアイが見られる場合、名前の後にキャッツアイを付けて販売されていることが多いです。
現在、「キャッツアイ」と呼ばれているのは、「クリソベリル・キャッツアイ」となります。


イーグルアイは古来より“神の目”や“天眼石”などと呼ばれ、
災いを遠ざけて幸福と繁栄を司る石として崇められてきました。
直感を高め、物事に対する洞察力や判断力や決断力を高めるため、
事業のサポートにも良いとされています。

ルートチャクラに対応し、バランスを整えて活力を与え、持ち主が元気に物事に取り組めるように助けます。
勝負運や金運にも良いとされ、貯蓄にも効果を発揮すると言われています。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

南アフリカ共和国

◆鉱物学的データ

化学式 SiO2
結晶 三方晶系
劈開 なし
光沢 -
モース硬度 6.5-7
比重 2.65
分子量 -
金属元素重量分率 -

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