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11月22日 アイオライトアベンチュリン

英名 Iolite Aventurine

 

和名 菫青石砂金水晶

 

流通名 アイオライトアベンチュリン

石言葉 情緒の成長を促しながら前進する

◆精神面・肉体面の働き
ネガティブなものを払拭し、マイナス思考を解消しながら、あなたの感情を和らげます。
目的を定めて、未来に前進することを促し、着実に歩む努力をあなたにもたらします。

◆歴史・知識
アイオライトは片麻岩や片岩、安山岩、花崗岩ペグマタイト中、接触粘板岩中などに形成される鉱物で、
短柱状結晶体やその双晶、粒状や塊状などで産出します。
色は帯青紫色、青色、黄緑色などがあり、透明〜半透明でガラス光沢を持ち、条痕色は無色です。
多色性の非常に強い石で、見る角度によってブルー・ライトイエロー・ダークブルー・バイオレットと
三つの色を確認することができます。
鉱物学的にはコーディエライトと呼ばれる鉱物で、この名称は鉱物研究者でフランスの地質学者であった
P.L.A.cordirの名前にちなんで命名されたと言われています。
多色色が顕著に見られる石でもあるため、石を光にかざし回しながら方向を変えて観察すると、
紫がかった青色と、淡い青色そして灰色がかった黄色が見えます。90度程方向を変えると、その軸色が菫色に変化します。
和名の「菫青色」はここから命名されており、英名のsアイオライトはギリシャ語で紫を意味する「ion」と、
石を意味する「lithos」に由来しているとされています。

古くは「バイキングの羅針盤」や「海のサファイア」とも呼ばれ、
太陽にかざすと色が変わる事を利用して羅針盤代わりに使用されていました。
また、航海の無事を祈るお守りとされていたとも伝えられています。
そのことから、目標に向い正しく前進していくのを助けるとされており、
持ち主の霊的能力を高めて「ビジョンの石」として内なる知識への接続を助け、
依存の原因の理解と解放を助けるとともに周りの人間の期待から自由になって、
本来の自己を表現することをサポートします。

全てのチャクラが調整されている時にはサードアイチャクラを活性化し、視覚化と直感的な洞察を促します。
人間関係の不和を解消し、自分で責任を負うことを教え、
相互依存の関係の中で共依存を克服出来るように導きます。
肉体面では強い体質作りのサポートとなります。
脂肪の蓄積を軽減することからダイエットにも良いとされ、
また、アルコールの影響を和らげて肝臓の解毒作用と再生作用を助けます。
マラリアと発熱に対処して下垂体、副鼻腔、呼吸器系に効果を持ち、片頭痛を軽減します。

アベンチュリンアイオライトはアイオライトの変種で、アイオライト(コーディエライト)に
アベンチュリン効果がみられる希少石になります。
アイオライトの中にきらきらと輝く雲母やゲーサイトなどが内包されることにより、
アベンチュレッセンスが見られます。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

ブラジル・パキスタン・アフガニスタン

◆鉱物学的データ

化学式 Mg2Al4Si5O18
結晶 斜方晶系
劈開 一方向に明瞭
光沢 ガラス光沢
モース硬度 7-7.5
比重 2.53-2.78
分子量 616.494856
金属元素重量分率 Si 0.2278 Al 0.1751 Mg 0.0394

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