石言葉　幸福な結婚・友愛をもたらす

◆精神面・肉体面の働き
マイナスやネガティブなものを跳ね返し、前向きな思考をもたらしてくれます。
何事も、喜びをもって、楽しく今を生きる事に、前進があることを教えてくれます。
あなたに、友愛をもたらし、しあわせな結婚を引き寄せます。

◆歴史・知識
トパーズはフッ素を含むアルミニウムケイ酸塩で、産地により、異なった性質を持っています。
ペグマタイト中や高温石英鉱脈中、花崗岩や流紋岩の空洞中などに柱状結晶や卓状結晶や塊状、
粒状で産出されます。
和名の「黄玉」にもなっている黄色の他、無色、淡青色、ピンク色、青色、オレンジ色など、多くの色を持ちます。
透明から半透明でガラス光沢を持ち、条痕色は無色、または白色で、断口は貝殻状から不平坦状を示します。

日本からも産出する唯一の宝石鉱物として知られ、鉱脈や花崗岩の空洞から産出します。
美しいトパーズの最高峰として知られるのは、
ブラジルのミナス・ジェライス州オーロプレト付近から産出されるもので、「インペリアル・トパーズ」
という宝石名で呼ばれています。
日本で発見された当初は、青色のトパーズは知られていなかったのですが、明治の初めごろ、
滋賀県で大きなトパーズの結晶が産出し、その中には美しいブルートパーズも含まれていたと言われています。
古代より愛されていましたが、　古代ギリシャやローマの時代、「Topazos」と呼ばれていた鉱石は
ペリドットをさしていたと言われています。逆に、「ペリドット」と呼ばれる鉱石は、
現在のトパーズを指していた、と伝えられています。
なぜこのような名称になったかというと、当時紅海の島から良質のペリドットが産出していたのですが、
島のある辺りは年中霧が深く、人々は多くの島の中から懸命になってその島を探したことから、
ギリシャ語で探すを意味する“topazios”という名前が充てられたそうです。
また、紅海に浮かぶ島「トパシオン」に由来するという説や、サンスクリット語で「火」を意味する
「トパズ」に由来するという説など、様々な説があります。

特に近年では透明感が美しいブルーのものが人気で、照射処理や放射処理など、
さまざまな色に加工されることが多くなっています。

創造性や感受性を高めて霊的能力を高め、幸福、友愛、希望をもたらすと言われており、
円熟味のある共感的なエネルギーで最も必要としているところへエネルギーを導きます。
持ち主に真実と寛容さを促し、目標を強調して行く手に光を照らして内的な資源への気付きをサポートします。
宇宙を信頼することを教え、より高いレベルで現実を生き、成長していけるように導き、
疑いや不確実性を切り捨てて進めるように助けます。

喜びや寛容、豊かさと健康をもたらす石としても知られるトパーズは、
古来より目標達成をもたらす愛と幸運の石としても愛されてきました。

オーラの浄化とリラクゼーションをもたらすことに優れ、あらゆるレベルの緊張を解放して、
難航していた霊的な成長を加速することを助けます。

心理面では、自分の内面の豊かさへの気付きを助けると言われています。
自身と博愛精神を持てるように導き、幸運を共有して太陽のような光をあらゆる所へ広げていきます。
開放的で誠実、自己実現、自己統制、内なる叡智を開発することをサポートし、問題解決を助けます。

自分自身の持つ影響力に気付かせ、仕事や人生経験を通じて得た知識への気付きをもたらします。
情緒面でも優れた支援作用を発揮し、情緒を安定させてあらゆる源からの愛を受入れられるように助けます。

肉体面では、古くは通風や冷え性の症状を改善するために使用されていたと言われています。
消化をたすけ、食欲不振に対処して味覚を回復し、神経を強化して代謝を刺激すると言われています。
また、肝臓病や皮膚病の治療にも効果があるとされています。

トパーズは元々カラーレスなものが基本で、その中でも無色透明なものが「ホワイトトパーズ」と呼ばれています。
思考と行動の中にあるカルマの影響を認識出来るようにサポートし、
感情と行動の浄化を助けてエネルギーの停滞やよどみを取り除き、宇宙意識を活性化します。

◆主な産地

ブラジル・パキスタン・アフガニスタン

◆鉱物学的データ

化学式　Al2SiO4(F,OH)2
結晶　斜方晶系
劈開　一方向に完全
光沢　ガラス光沢
モース硬度　8
比重　3.53-3.56
分子量　182.0519212
金属元素重量分率　AL 0.2964 Si 0.1542 F 0.1043