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10月20日 フローライトインクォ−ツ

英名 Fluorite in Quartz

 

和名 螢石入り水晶

 

流通名 フローライトインクォ−ツ

石言葉 ストレスの緩和

◆精神面・肉体面の働き
あなたの中のマイナスの感情やネガティブな思考を払拭し、
ストレスの緩和を促します。あなたの中の浄化を行い、集中力を高めます。
疲れた心に穏やかさをもたらし、疲労感を緩和します。

◆歴史・知識
フローライトインクォ−ツは、クォ−ツ(水晶)の中にフローライト(螢石)が内包された鉱物になります。
比較的新しく発見された鉱物で、色のバリエーションが豊富で可愛らしいフローライトが内包されていることから、
インクルージョン水晶が好きな愛好家にも人気がある鉱物です。

意味合いは含まれるフローライトの色によって多少異なりますが、ストレスを緩和すると共に、
持ち主にインスピレーションを与える石としても知られているそうです。

【フローライト】
フローライト(螢石)はハロゲン化鉱物の一つで、熱水鉱脈の空洞中や温泉地帯中に正6面体や正8面体、
立方体などの結晶で生成します。

元々は、ローマ帝国において、鉛を産出した鉱山から副産物的に採掘された石で、
無色、白色、紫色、青色、緑色、黄色、ピンク色、赤褐色、褐色など多様な色を持ち、
透明、または半透明で、条紺色は白色です。
火の中に投げ入れると蛍のような輝きを放つという独特の特徴をもつ石で、
英名のフローライトの由来はラテン語で「流れる」を意味する「Fluere」にちなみ、
和名の螢石の由来は、紫外線を当てると光を発する蛍光現象が見られることから命名されました。

古代エジプトでは、彫像やスカラベに用いられ、古代中国や古代ローマでは、
彫刻の素材として古くから愛されてきました。色のバリエーションが非常に多く、
無色や緑色、紫色、ピンク色、黄色などがあります。同一結晶内で色が帯状に異なる
「帯状構造」を表すものもあります。

非常に軽やかなエネルギーを持つフローライトですが、強い保護作用を持ち、
霊的な影響から遮断するとともに、持ち主のオーラを浄化して安定させます。 

あらゆるネガティブなエネルギーからの保護に適しており、体内の汚れを取り除いて浄化し、
再編成することを助けます。 
霊的なエネルギーを現実へ統合させ、普遍の精神に結びつけ、
抑圧された感情を表面化させることにより、固定化された行動パターンを解消します。
情報を整理して処理し、既存の知識とこれから学ぶべきことを結びつけるなど、
学習を助ける効果にも優れており、集中力を高めて新しい情報の吸収を助けます。
肉体面では感染や歯、細胞、骨に効果があるとされ、DNAの損傷を修復するとも言われています。

【水晶】
太古より様々な地域の人々に、装飾品や通貨として用いられてきたクォ−ツ(水晶)。その歴史は古く、
祈祷や儀式・病気治療などにも用いられてきたと伝えられています。
別名である「クリスタル」の語源は、ギリシャ語で“透きとおる氷”という意味を持つ
“クリスタロス”に由来すると言われています。
日本では「水晶」と呼ばれ、古来よりお守りやアクセサリー、彫刻などの加工品として
非常に広く親しまれている天然石のひとつです。
古くは「水精」とも呼ばれて、精霊が宿る石とされ、霊石として神聖な儀式などに用いられてきました。
鉱物学では大変大きなグループである「石英」グループの中に属しますが、
その中でも無色〜白色のものが一般的にクォ−ツと呼ばれています。
クォ−ツの中でも、透明度のないものを「石英(クォーツ)」、透明度のあるものを「水晶(ロッククリスタル)」
と呼び、ほとんどクラック(割れ)などのないクリアな水晶は神秘的な美しさを持ちます。
不純物・含まれる元素等による影響で多くの色の変種や、インクルージョンの種類を持ちます。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

マダガスカル

◆鉱物学的データ

化学式 SiO2+内包物
結晶 三方晶系
劈開 なし
光沢 ガラス光沢
モース硬度 7
比重 2.65
分子量 60.0843
金属元素重量分率 Si 0.4674

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