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4月29日ヒマラヤ水晶

英名 Himalayan Crystal

 

和名 石英

 

流通名 ヒマラヤ水晶

石言葉 浄化・石のパワーを高める

◆精神面・肉体面の働き
ヒマラヤ水晶は高い浄化力を持ち、あなたの周りの負のエネルギーを浄め、クリアーにします。
また、あなた自身の中でおきる迷いや混乱を引き起こす負のエネルギーを浄め、流してくれます。
それぞれの石のエネルギーを高めます。

◆歴史・知識
ヒマラヤ水晶は、その名の通り産地がネパール、インド、パキスタンのヒマラヤ山脈の水晶になります。

水晶は代表的なペグマタイト性鉱物で、地球の造岩鉱物の第一にあげられます。
石英として、火成岩、変成岩、堆積岩などいずれの岩石中にも含まれ、鉱脈で金属鉱石と共に産出する鉱物で、
SiO2の種類としては非常に多様な様相をみせる鉱物になります。
花崗岩ペグマタイト・熱水鉱脈などに産出し、一般的に砂漠や砂丘の砂も石英であると考えられています。
一般的には、透明度のないものを石英(クォーツ)と呼び、透明度のあるものを水晶
(ロッククリスタル)と呼ばれています。
不純物元素等による影響で多くの色変種や、インクルージョンの種類でも膨大な量の変種があります。
その変種によって価値も大幅に変動され流通しています。
基本的には六方晶系で柱状のクラスター状として見られることが多いですが、変わった形に結晶したり、
様々なインクルージョンが見られたりと、
鉱物好きの間でも水晶は奥が深い世界として非常に親しまれています。

「純粋・無垢」を象徴し、調和の石として知られる水晶は、古来より霊石として崇められ、
様々な儀式に使用されてきました。
災いや魔を払い、持ち主に幸運を招く石として珍重されてきた他、特に強力な浄めの石としても知られています。

その透明で清らかな様相から、水との関わりも深いとされる水晶は、土地や人、場などに流れる氣を浄化し、
清めると伝えられています。
純粋で清らかな波動を放つこの石は、触れるものの本来の能力を引き出し、
また、異なっているように見えるものの間に調和をもたらすと言われています。

独特ならせん状結晶構造をもつこの石は、地球上で最も強力なヒーリング作用と、
エネルギー増幅作用を持っていると言われています。
エネルギーの吸収、保存、放出、調整に優れているため、祓い清めやエネルギーの循環、調整、場の設定、
また、情報の記録など、実にあらゆる面でその能力を発揮します。

共振性に優れた鉱物でもあり、必要としている人のエネルギー磁場に作用して、
いつの間にか身につけてしまった好ましくないプログラムやネガティブな影響を浄化し、
その人本来が持つエネルギーに同調させて心身のバランスを整えます。
ほとんど癖を持たないために誰でも持つことができる石の一つですが、
魂のチューニング装置のようでもあり、その作用は肉体レベルから精妙体レベルまであらゆる領域に及ぶため、
時には触れることで大きな浄化・デトックスが起こることがあります。

本来に戻す、という性質より、自然と霊性に気付かせる、霊的な成長を促す石でもあり、
そのために修験者たちや霊的指導者たちにも好まれて使用されてきました。
持ち主のエネルギーを可能な限り最高次のレベルまで高めて、それをしっかりと肉体と繋ぎ、
調和させることでグラウンディングさせていきます。
クラスター状のものは場の浄化や、他のクリスタル、アクセサリーの浄化に、
ポイント状のものはグリッディングや、エネルギーの循環、また、情報のプログラミングに・・・など、
形状や色、内包物によってさらに異なる特性を持っていきます。

このように、古来より多くの国で親しまれ、儀式や護身具として使用されてきた水晶ですが、
その中でも古来より神々が宿るとされ、信仰されている霊峰、ヒマヤラ山脈から採取されたヒマラヤ水晶は、
古くから浄霊や宗教的儀式に用いられたり、御神体として崇められたりしてきました。

その険しさと、国自体の信仰によるものから、人間が入れる土地が限られていたり、
産出できる人が決められていたりするため、非常にピュアな波動を持つ石が多いのが特徴で、
持つ人に地球そのものの神聖さをかんじさせてくれます。
浄化力の強いと言われる水晶のなかでも、特に強力な浄化作用をもつと言われ、それは自分自身の神聖さ、
本質に還るようなエネルギーだと言われています。
透明感のある、水のようにクリアな色のものから、内包物を含むもの、
鉄分を含んで赤みがかっているものなどがあり、持つ人を静寂へと誘い、
自分自身とのつながりをサポートします。

また、「ヒマラヤ産」と呼ばれる水晶の中でも、実際にはさらに細かく産地が分かれています。
有名なのは、マニカラン、ガネッシュヒマール、霊峰カンチェンジュンガなどで、
インドやネパール、パキスタンなどで産出します。
正確な位置を示すことは難しいのですが、
ヒマラヤ山脈は東はナムチェバルワから西はナンガパルパッドを指します。
インドヒマラヤではヒマチャル・プラテシュサや、クル・マナリ地方などから産出します。
産地により、色合いや内包物に違いがありますが、マニカラン産は淡いピンク色と透明感を持ち、
カンチェンジュンガ産のヒマラヤ水晶は透明度が高くピュアな印象のヒマラヤ水晶クラスターになります。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

インド・ネパール・パキスタン

◆鉱物学的データ

化学式 SiO2
結晶 三方晶系
劈開 なし
光沢 ガラス光沢
モース硬度 7
比重 2.65
分子量 60.0843
金属元素重量分率 Si 0.4674

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