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4月27日 レーザー水晶

英名 Laser Crystal

 

和名 レーザー水晶

 

流通名 レーザークォーツ

石言葉 浄化・パワーの集中

◆精神面・肉体面の働き
この鋭い石のエネルギーは、繊細でありながら芯のある、また、闇をも貫く光のエネルギーをもっています。
あなたの周りから負のエネルギーを浄め、清浄な空間をもたらしてくれます。

レーザー水晶とは、柱状で現れる水晶の中でも、特にレーザー光線が進むように
直線状に細長い長柱状の水晶のことを指します。
水晶の長さと太さの比は水晶が成長する熱水(二酸化ケイ素などが溶け込んでいる高温の地
(下水)の条件や温度、化学組成、対流の程度などよって、変化します。
底辺に比べて先端にゆくにつれて非常に細くなってゆくのが特徴で、それほど厚みがなく、
タビュラー常になっているものがおおいのも特徴です。
非常に透明度があり硬質感のあるものが多く、クリスタル同士を軽く叩き合わせるとキンキンという
高い音がなることから、シンギングクリスタルなどと呼ばれることがあります。

一般的に水晶は、ファセットの先端からエネルギーが放出されると言われていますが、
レーザーの場合はさらにまっすぐに突き抜けるようなエネルギーが特徴で、
その強力なレーザーのようなエネルギーはエネルギー体から不要なものを切除する時の
心霊手術の道具として使用されていたと言われています。

特にレムリア時代ではヒーリングの大切な道具として使われていたようで、
そのもののエネルギーや、他の石の力を投射して、
肉体のオーラに対して強力に放射し作用させていたとされています。
また、ネガティブな影響からのシールドをつくるためにも使用できます。

エネルギーが強く、オーラを切り裂く力があるため取り扱いには注意が必要で、
持つ時も先端を人には向けないよう、下に向けて持つ必要があります。

◆歴史・知識
水晶は代表的なペグマタイト性鉱物で、地球の造岩鉱物の第一にあげられます。
石英として、火成岩、変成岩、堆積岩などいずれの岩石中にも含まれ、鉱脈で金属鉱石と共に産出する鉱物で、
SiO2の種類としては非常に多様な様相をみせる鉱物になります。
花崗岩ペグマタイト・熱水鉱脈などに産出し、一般的に砂漠や砂丘の砂も石英であると考えられています。
一般的には、透明度のないものを石英(クォーツ)と呼び、透明度のあるものを水晶
(ロッククリスタル)と呼ばれています。
不純物元素等による影響で多くの色変種や、インクルージョンの種類でも膨大な量の変種があります。
その変種によって価値も大幅に変動され流通しております。

ここではSiO2の中でも特に「水晶」として知られるものを取り上げますが、
地球上の様々な地域に含まれる水晶は、単独でみられることもありますが、
ほとんどは何かの鉱物と共生してみられます。
宝石を採掘する鉱山の副産物としてみられることも多く、その産地も世界各地になります。
基本的には六方晶系で柱状のクラスター状として見られることが多いですが、
変わった形に結晶したり、様々なインクルージョンが見られたりと、
鉱物好きの間でも水晶は奥が深い世界として非常に親しまれています。

特に、水晶のみを目的に採掘している鉱山として有名なものでは、アメリカのアーカンソー州、
ブラジルミナスジェライス州、日本では山梨県の乙女鉱山などが挙げられます。
ただし、日本の水晶を目的として採掘する鉱山は、現在は全て閉山しています。

古代からビーズなどの装飾品として世界中で親しまれ、使用されてきた他、
代表的な圧電体であることから現代ではクォーツ時計などの水晶発振器としても使用されています。
粉末は水晶末と呼ばれ、顔料として使用されており、火打ち石として最低硬度を持つ石でもあります。
また、ボタンや装飾品として、水晶玉占いの道具として、数珠として、
など、現代でも様々な用途に使用されています。

古来よりパワーストーンは、その地域でとれる鉱物が、その地域の民族のなかで大切にされ、
崇められてきましたが、水晶の場合、仏教においては透明な水晶は七宝のひとつとして数えられていました。
マヤ文明の原住部族においては「ザストゥン」と呼ばれてまじないの石として使用され、
オーストラリアの先住民の神話の中では、最も一般的な神の思し召しの鉱物「マバン」として知られ、
大切にされてきました。
日本では水晶を「水精」と呼んで愛し、スイスのアルプスは良質の水晶を産する事で知られ、
その場所は万年氷に囲まれる場所だったために、当時の人々は水晶を「氷の化石」と考えていたそうです。
同じような伝承は古代ローマにも存在し、古代ローマの博物学者ガイウス・プリニウス・セクンドゥスは、
水晶は永久的に凍ったままの氷だと信じていたそうです。

「純粋・無垢」を象徴し、調和の石として知られる水晶は、古来より霊石として崇められ、
様々な儀式に使用されてきました。
災いや魔を払い、持ち主に幸運を招く石として珍重されてきた他、特に強力な浄めの石としても知られています

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◆主な産地

ブラジル

◆鉱物学的データ

化学式 SiO2
結晶 三方晶系
劈開 なし
光沢 ガラス光沢
モース硬度 7
比重 2.65
分子量 60.0843
金属元素重量分率 Si 0.4674

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