コンテンツ

2月15日 ケープアメジスト

英名 Cape Amethyst

 

和名 紫水晶

 

流通名 ケープアメジスト

石言葉 精神安定・魅力アップ・安眠

◆精神面・肉体面の働き
この深い紫と白が重なりあう石は、あなたの波立つ感情を沈め、疲れて逆立った精神的なこころのはりを解きほぐします。
また、時には、あなたの疲れた心を安定させ、深い眠りにいざなってくれます。
「愛の石」としても知られるアメジストと、癒しの石として知られるミルキークォーツが、
気持ちを安定させながら大切な人との絆を深め、真実の愛へと導くと伝えられています。

◆歴史・知識
アメジストは日本名では紫水晶と呼ばれ、その名の通り紫色を帯びた水晶のことを指します。

六方晶系に属する六角錐の集系でよくみられて、大きな結晶や、均一な紫色を示すものは稀だとされています。
水晶の変色種の中では最高位に評価されており、加熱すると変色したり脱色したりし、250度で無色となるとされています。
また、黄変したものはトパーズと誤称されることでよく知られています。
色帯構造や色ムラが多いのが特徴で、深く一様に見える石ほど上質になります。
日光でも褪色がみられることで知られています。

書きには日本でも産出があったとされていますが、現在はブラジルやウルグアイ、南アフリカ共和国などが主要産地とされています。
ギリシア神話では、『神殿に向かっていた乙女アメジストを酒神バッカスがピューマに襲わせ、
その乙女を守るために女神ダイアナがアメジストの身体を透明の石に変化させたと言われています。
その石の美しさと、犯した罪を悔いたバッカスが石にワインをかけると、
『紫に輝く石に変化した』という話があります。こうした神話から、古来より、
持つだけで酒に酔わない石と言われています。このため、禁酒のお守りとしてもたれることもあります。

また、名称はギリシャ語で「酒」を意味するmethyと否定辞のaを組み合わせたもの、
つまり「酒に酔わない」という神話に基づき命名されたとされています。

古来より非常に霊的な石のひとつとされ、古代エジプトでは装飾品や護符として、
ユダヤの祭司の胸当てとして、また、キリスト教では「司教の石」として指輪にしてはめていたと伝えられています。

非常に強い力と保護作用を持つとされ、持ち主をサイキックアタックから守ってエネルギーを愛に変換すると言われています。
強い癒しと浄化の力で安らぎと安心感をもたらし、環境的なネガティブなエネルギーから保護します。
禁酒の他に、依存症の克服にも良いとされ、心を鎮静させて思考の転換を助けます。
瞑想の際には静寂とより深い理解へと持ち主の意識を導き、精神を落ち着かせて霊的な洞察力をもたらします。

非常にリラックス効果があるため不眠にも良いとされ、睡眠時のお守りとしても効果的です。
怒り、恐れ、不安、そして様々なレベルの悲しみを和らげ、喪失の受容を助けるともいわれています

精神性が高い石なので、持ち主の本質への洞察を高めて無私のこころと霊的な叡智を与えます。

肉体面では、血液の浄化の他、内分泌系と代謝系を調整し、排泄期間や免疫系を強化すると言われています。
情緒的、心理的な痛みやストレスを和らげ、頭痛を軽減して緊張を解きほぐします。

肺や気管の病、皮膚の症状や細胞障害、消化管の病気を癒し、腸内細菌を調整するとも言われています。

不眠にはとても良いとされ、安眠をもたらします。

ケープアメジストは、アメジストとミルキークォーツが絶妙なバランスで交じり合ったものを指します。
水晶の変色種の中では最高位に評価されています。加熱すると変色したり脱色したりし、
黄変したものはトパーズと誤称されることでよく知られています。
紫色に変色しきらなかった水晶の乳白色により、アメジストよりも柔らかな印象を持ちます。
色帯構造や色ムラが多いのが特徴で、深く一様に見える石ほど上質になります。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

南アフリカ

◆鉱物学的データ

化学式 SiO2
結晶 三方晶系
劈開 なし
光沢 ガラス光沢
モース硬度 7
比重 2.65
分子量 60.0843
金属元素重量分率 Si 0.4674

【365日石に戻る】

【1月】【2月】【3月】【4月】【5月】【6月】【7月】【8月】【9月】【10月】【11月】【12月】