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8月13日の誕生石 閃亜鉛鉱

英名 Sphalerite

 

和名 閃亜鉛鉱

 

流通名 閃亜鉛鉱・スファレライト

石言葉 大地に根ざす・生命力を高める

◆精神面・肉体面の働き
あなたをしっかりと地球のエネルギーに結び付け、今にあなたを向き合わせます。
また、生命力に働きかけ、あなたのエネルギーを充電し、
マイナスのものを寄せ付けないようにエネルギーを高めてくれます。

◆歴史・知識

閃亜鉛鉱はもっとも重要な亜鉛鉱物のひとつで、
熱水鉱脈にガレーナ(方鉛鉱)やドロマイト(苦灰石)などとともに産出します。
等晶軸系に属し、斜方12面体やその他の結晶体、または粒状や塊状などで産出します。
色は無色や白色のものもありますが、含有される鉄分が多くなるに従い、
黄色、オレンジ、褐色、黒色などに変化します。
透明~半透明で、条痕は淡褐色か白色、樹脂光沢または金剛光沢を持ち、断口は貝殻状を示します。

硫化亜鉛で、天然のものは濃赤~不透明な黒色が多く、透明なものは非常に稀です。

「ジンクブレンド」、または「ブレンド」の通称をもち、
Zincは亜鉛、Blendは欺くの意味からきているのですが、
それは共産するガレーナと形や色などが似ていることからきているそうです。
名称の「スファレライト」も、ギリシャ語で裏切りを意味する「sphakeros」から名づけられています。

古くから霊力を高める石としてあがめられてきた石で、古代アフリカやオーストラリアの民族、
アメリカ先住民の間では、儀式の際に必ず使用されてきたと伝えられています。

頭脳を明晰にし、直感力や洞察力を高めて外部から送られてくる情報に繋がる力を高めるとされています。
偏った思考や行動を防いでくれる石でもあり、
どのような中にあっても調和と中庸の精神の中で対処して行けるように導きます。

肉体面では、古くは眼の疾患の治療に用いられていたとされており、
擦り傷や切り傷の手当にも重宝されていたようです。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

アメリカ

◆鉱物学的データ

化学式 ZnS
結晶 等晶軸系
劈開 六方向に極めて完全
光沢 樹脂光沢・金剛光沢
モース硬度 3.5~4.0
比重 3.9~4.1
分子量 97.456
金属元素重量分率 Zn 0.6709

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