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8月4日の誕生石 カルサイトオンアメジスト

英名 Calcite on Amethyst

 

和名 方解石付き紫水晶

 

流通名 カルサイトオンアメジスト

石言葉 意識の安定とエネルギーの活性化

◆精神面・肉体面の働き
あなたの意識の安定とエネルギーの活性化を行います。 あなたの心の整理を行い、
気持ちを落ち着け、ネガティブな要因や感情を払拭して浄化を行います。

◆歴史・知識
カルサイトオンアメジストは、アメジストの上にカルサイトが付着している鉱石になります。

アメジストはその美しい色から、古くから様々な地域で愛されてきた鉱石の一つです。
鉱物学的には石英グループに属し、水晶の変色種の中では最高位に評価されている鉱物です。
発色の原因は微量の鉄イオンが含まれているためとされています。加熱すると変色したり脱色したりし、
黄変したものはトパーズと誤称されることでよく知られています。色帯構造や色ムラが多いのが特徴で、
深く一様に見える石ほど上質になります。
ギリシア神話の酒の神の名前にちなんで、「バッカス・ストーン」の別名もあります。神話では、
『神殿に向かっていた乙女アメジストを酒神バッカスがピューマに襲わせた時、
その乙女を守るために女神ダイアナがアメジストの身体を透明の石に変化させた。その石の美しさと、
犯した罪を悔いたバッカスが石にワインをかけると、紫に輝く石に変化した』と言われています。
そのことから、古来より、持つだけで酒に酔わないともいわれている石です。
キリスト教では「司教の石」として全員がこの指輪をはめたといわれ、
ユダヤ祭司の胸当てに飾られたとも伝えられています。
クラックを含みますが、アメジスト独特の紫色はしっかり出ています。

カルサイトはクォーツと共に最もポピュラーな脈石鉱物で、アラゴナイト(霞石)とは同質異像となります。
名前の由来は、ドイツ語で「Kalzit」と呼ばれていたものに、
1845年、オーストリアの鉱物学者ハイデンガーがギリシャ語の語尾の(ites)を付けて、
「Calcite」と命名した、というものや、この鉱物の主成分となる元素であるCa(カルシウム)
の語源にもなっているラテン語の「Calx(石灰)」に由来するとも伝えられています。
また、古代ギリシャやローマ、エジプトでは、装飾用石材や建築・彫刻用材料として使用されていました。
有名なツタンカーメンのお墓からも、カルサイトを用いた装飾品が見つかっていると伝えられています。

エネルギーの活性を得意とするカルサイトと、浄化・安らぎ・霊性面のサポートを得意とするアメジストが
合わさったカルサイトオンアメジストは、活性と安定・浄化を一番効率的な形でサポートします。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

ウルグアイ

◆鉱物学的データ

化学式 カルサイト CaCO3 アメジスト SiO2
結晶 カルサイト六方晶系・アメジスト三方晶系
劈開 カルサイト 菱面体方向 アメジスト なし
光沢 カルサイト ガラス光沢ー真珠光沢 アメジスト ガラス光沢
モース硬度 カルサイト 3 アメジスト 7
比重 カルサイト 2.71 アメジスト 2.65
分子量 カルサイト 100.0872 アメジスト 60.0843
金属元素重量分率 カルサイト Ca 0.4004 アメジスト Si 0.4674

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