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6月24日の誕生石 アメジストオンカルサイト

英名 Amethyst on Calcite

 

和名 紫水晶付き方解石

 

流通名 アメジストオンカルサイト

石言葉 エネルギーの活性化と浄化

◆精神面・肉体面の働き
エネルギーの活性化と浄化を行い、あなたの意識を高めます。
あなたの疲れた意識の高揚をはかり、意識を高次に導きます。
あなたの魂レベルの浄化と次のステップへあがるためのあなたの心のリセットを行います。

◆歴史・知識

アメジストオンカルサイトは、その名の通りアメジストの上にカルサイトが付着している鉱石になります。
共生していますが混ざり合っているわけではなく、それぞれが独立した鉱物として生成されています。

カルサイトはクォーツと共に最もポピュラーな脈石鉱物で、アラゴナイト(霞石)とは同質異像となります。
名前の由来は、ドイツ語で「Kalzit」と呼ばれていたものに、1845年、
オーストリアの鉱物学者ハイデンガーがギリシャ語の語尾の(ites)を付けて、「Calcite」と命名した、
というものや、この鉱物の主成分となる元素であるCa(カルシウム)の語源にもなっているラテン語の
「Calx(石灰)」に由来するとも伝えられています。
また、古代ギリシャやローマ、エジプトでは、装飾用石材や建築・彫刻用材料として使用されていました。
有名なツタンカーメンのお墓からも、カルサイトを用いた装飾品が見つかっていると伝えられています。

対してアメジストはその美しい色から、古くから様々な地域で愛されてきた鉱石の一つです。
鉱物学的には石英グループに属し、水晶の変色種の中では最高位に評価されている鉱物です。
発色の原因は微量の鉄イオンが含まれているためとされています。加熱すると変色したり脱色したりし、
黄変したものはトパーズと誤称されることでよく知られています。
色帯構造や色ムラが多いのが特徴で、深く一様に見える石ほど上質になります。

ギリシア神話の酒の神の名前にちなんで、「バッカス・ストーン」の別名もあります。神話では、
『神殿に向かっていた乙女アメジストを酒神バッカスがピューマに襲わせた時、
その乙女を守るために女神ダイアナがアメジストの身体を透明の石に変化させた。その石の美しさと、
犯した罪を悔いたバッカスが石にワインをかけると、紫に輝く石に変化した』と言われています。
そのことから、古来より、持つだけで酒に酔わないともいわれている石です。

 

キリスト教では「司教の石」として全員がこの指輪をはめたといわれ、
ユダヤ祭司の胸当てに飾られたとも伝えられています。クラックを含みますが、
アメジスト独特の紫色はしっかり出ています。

複数の鉱物が一つの鉱物として産出する時、多くの場合持つ意味もまた、
それぞれの鉱物が持つと伝えられている意味を含むようになります。

浄化や安眠、恋愛成就や魅力アップ、癒しなどの意味合いを持つアメジストと、
エネルギーの活性などの意味合いを持つカルサイトが合わさると、気持ちを穏やかにさせ、
心身共に浄化へと導くと共に前進するための活力を与えます。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

南インド

◆鉱物学的データ

化学式 アメジスト SiO2 カルサイト CaCO3
結晶 カルサイト六方晶系・アメジスト三方晶系
劈開 アメジスト なし カルサイト 三方向(菱面体方向)に完全
光沢 -
モース硬度 アメジスト 7.0 カルサイト 3.0
比重
分子量 -
金属元素重量分率 -

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