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5月13日の誕生石 ラベンダー翡翠

英名 Lavender jade

 

和名 硬玉

 

流通名 ラベンダー翡翠

石言葉 精神と思考の調和と精神意識を高める

◆精神面・肉体面の働き
この広く深い何物にもとらわれることのない精神性の高い石は、
あなたの魂レベルでの調和とバランスをはかります。
あまたが、より高次のものとつながれるようにあなたの意識を高みに導き、
寛容なる視野と意識をもたらします。

◆歴史・知識

蛇紋岩化した超塩基性火成岩や片岩中に、多くは繊維状集合体や葉片状、緻密塊状などで、
稀に結晶体で産出します。
単斜晶系に属しますが、結晶体で見られることは稀で、細かい線維状のものが混ざったような形で産出されます。
そのため非常にかたく丈夫で、砕こうとすると鉄槌が欠けてしまうとも言われています。
色は白色の他、クロムを含有する緑色やチタンの混入による青紫色のものなどなどがあり、
不透明、または透明で、条痕は無色です。鉄分を多く含有して暗緑色になったものは、
「クロロメラナイト(濃緑玉)」と呼ばれています。

パイクロシーン(輝石)グループに属し、アンフィボール(角閃石)グループのネフライト(軟玉)
と共にジェード(Jade)と称されている鉱石になります。
ネフライト(軟玉)に対し、硬度が高いため、和名では「硬玉(こうぎょく)」と呼ばれています。
始めは同じ石だと考えられていたネフライトとジェダイドですが、
1863年フランスの鉱物学者ダモーラにより2種類に分けられました。
名称は古代スペイン語で「腰の石」を意味する「Piedara de hijada」に由来すると言われています。
和名の翡翠(ジェダイト)の名前は、美しい青緑の羽を持つ鳥の翡翠(かわせみ)から命名されました。
世界中で「魔法の石」として崇められてきた歴史を持ちますが、その美しい色と風合いから、
古くからアジアでも愛され珍重されてきた石です。日本での歴史も古く、縄文時代から勾玉として使用されてきました。
古代アメリカ先住民は、彫刻を施して護符とし、スペイン人もこの石をお護りとして使用していたと伝えられています。
古くよりお護り石として愛されてきた翡翠。健康・長寿をもたらし、沈着さと忍耐力を養い、
災難から身を守るとも言われています。
「豊穣・生命・再生」の他、純粋さを象徴するとも言われ、徳を高め、繁栄へと導いてくれると言われています。
ハートチャクラに対応した石で、愛と慈しみの心を育みます。
安定感のある石の一つでもあり、心身の統合を助け、性格を安定させて自足を促します。
ネガティブな思考を解放し、高ぶった感情を鎮めて落ちつかせ、ゆとりを持ってものごとを見られるように促します。

肉体面では、古来では腰や横腹の不調を改善し、腎臓や目の病気の治療や、
体内毒素の排泄などにもちいられていたと伝えられています。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

ミャンマー、日本

◆鉱物学的データ

化学式 Na(Al.Fe3+)Si2O5
結晶 単斜晶系
劈開 良好
光沢 ガラス光沢
モース硬度 7.0
比重 3.24-3.43
分子量 216.5714375
金属元素重量分率 Si 0.2594 Fe 0.1289 Na 0.1061 Al 0.0622

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