コンテンツ

1月11日の誕生石 グリーンガーネット(ツァボライト)

英名 Green garnet

 

和名 灰ばん柘榴石

 

流通名 グリーンガーネット/ツァボライト

石言葉 バランスと調和のよい努力と前進

◆精神面・肉体面の働き
あなたの心身の調和とバランスを大切にしてくれます。
あなたが、あなたのペースで前進するために、そのバランスと調和を保ち、あなたの努力を実らせるために前進を促します。

◆歴史・知識
ガーネットは単一の鉱物名ではなく、珪酸塩鉱物の類質同像の似たような構造をもつ約14種類の鉱物を総称する鉱物のグループ名です。それぞれの多色な変種がありますが、色の原因になっている鉱物の含有量と屈折率で名称が分かれます。
1月の誕生石としても知られているガーネットですが、二十四面体や十二面体、三十六面体の結晶で発見されることもあり、その結晶体の美しさから、非常に幅広く愛されてきました。
グリーンガーネットはそのガーネットグループの中でも、灰ばん柘榴石(グロッシュラーライト)の変種になります。グロッシュラーライトはカルシウムを含む柘榴石で、鮮やかな黄緑色は、鉄やクロム、バナジウムなどが発色原因として考えられています。
透明、または半透明で、ガラス光沢、または樹脂光沢が見られます。条痕色は白色です。
蛇紋岩中や石灰岩の接触変質地帯に産出することで知られている鉱物です。
別名の「ツァボライト」は産出地のケニア「ツァボ国立公園」にちなみ、人気ブランドのティファニー社社長を務めていた「ヘンリープラット氏」が命名し、ティファニーブランドの宝石として周知されるようになりました。
「ガーネット」の名前の由来は、この鉱物の形が柘榴の果実の粒に似ている所から、ラテン語で「種子」を意味する「granatus」から命名されたと考えられています。
古代エジプト・ギリシャ・ローマでは、宝飾品の他、寺院や教会の窓にもはめ込まれ、ノアの箱船伝説ではこの石を灯り明かり代わりに吊り下げたと言われています。

森林を思わせるような優しいグリーンのグリーンガーネットですが、調和をもたらすことに優れている石として知られています。また、生命力を高め、ネガティブなエネルギーから守り、前向きな変化を促します。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

アフリカ

◆鉱物学的データ

化学式 CA3Al2(SiO4)3
結晶 等軸晶系
劈開 なし
モース硬度 7.0~7.5
比重 3.95-4.25(含有成分により異なります)
分子量 450,446378
金属元素重量分率 Ca 0.2669 , Al 0.1197 , Si 0.1870

【365日石に戻る】

【1月】【2月】【3月】【4月】【5月】【6月】【7月】【8月】【9月】【10月】【11月】【12月】