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6月15日の誕生石 ロイヤルブルームーンストーン

英名 Royal Blue Moonstone

 

和名 月長石

 

流通名 ロイヤルブルームーンストーン

石言葉 潜在能力を引き出す・直感力を高める

◆精神面・肉体面の働き
あなたの潜在能力に働きかけ、第三の目や宝冠のチャクラを刺激します。
落ち着きと冷静さをもたらし、あなたの中の眠れる可能性や潜在能力を引き出し直観力という
認識能力さえも高め、ひきだします。

◆歴史・知識

ムーンストーン(月長石)は、フェルドスパー(長石)グループのオーソクレース(正長石)の一種になります。
オーソクレースを主成分とし、そこにアルバイトの成分が繰り返し形成されることにより、
独特のシラーが生まれます。
単斜晶系の微晶が薄板状に並列し、研磨すると光の回折・干渉作用で淡青乳状や真珠のような光を放つこと、
その青い光りが秋の月のように見えることから、
ギリシャ語で月を意味する「Selene」から名づけられましたとされています。
その光が月の満ち欠けにより大きくなったり小さくなったりするところから、
1600年代になってこの名が定着したようです。

歴史は古く、紀元前1世紀頃から知られ、石の表面から青白い光が発せられることから、
神秘的な石として崇められてきたようです。古代インドでは月が宿る「聖なる石」として崇拝され、
農夫たちは豊穣を祈ってこの石を農具などに下げたと言われています。
表面を研磨すると乳白色が見えますが、そのほかにも帯橙桃色、淡灰緑色、淡灰色など、
いくつかの色が存在します。

ブルームーンストーン(正長石)は、長石の中でも、元々はスリランカのミーティヤゴダ鉱山でまれに
産出するムーンストーンのことを指していました。
青色のシラーが非常に美しく人気のブルームーンストーンですが、その中でもさらに透明感が強く、
ブルーのシラーが美しく浮かぶものが「王室の」と冠をつけて
「ロイヤルブルームーンストーン」と呼ばれるようになりました。
「王室のブルームーンストーン」というイメージの通り、非常に上品で格調高い雰囲気をもつ鉱石です。
現在では、ブルームーンストーン自体が大変希少な鉱石となっているおり、
流通しているブルームーンストーンのほとんどは、ペリステライト(曹長石)に、
「ブルームーンストーン」という流通名をつけているものになります。
そのため、本物のロイヤルブルームーンストーンは大変高価になっているのが現状です。

新しい始まりの石で、月に関わりが深く、インスピレーションを授ける石の一つで、
身につけると予知能力をもたらすとされ、古来では暗い夜道を照らし、
旅の安全をまもるとも伝えられていました。
また、口に含み願いをかけることで叶うとも伝えられています。

名前の由来にもなった月の満ち欠けのような光は、
すべてのものは変化のサイクルの一部であることに気づかせてくれます。
状況や情緒的な要因に対する過剰な感情を鎮めて情緒を安定させ、ストレスを和らげます。

非常に女性的なエネルギーを持つ石で、持ち主の男性性と女性性のバランスを整えるとともに、
受容性を促し、自分の中にある女性性を受入れやすくするようにサポートします。

クラスターセージ水晶さざれクリスタルチューナー太陽光月光

◆主な産地

スリランカなど

◆鉱物学的データ

化学式 K(AlSi3O8)
結晶 単斜晶系
劈開 完全
光沢 ガラス光沢
モース硬度 6.0~6.5
比重 2.55-2.63
分子量 -
金属元素重量分率 -

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